705人が本棚に入れています
本棚に追加
奥田は百合子が去ったのを確認すると……
「村上君。起きてるんでしょう?」
夏樹は、ビックリしたが……
「あぁ。起きてるよ」
「今の話しを聴いてたわね?」
奥田は、夏樹へ確認する為に聞いた。
「まぁね。今の子、誰?」
「あなたの知る必要の無い事」
「へぇ、知られちゃ貧しい事?」
「知る必要無し!!」
奥田は、夏樹を一喝した。
相当貧しい事か……と夏樹は思っていた……
まだ、互いの存在も知らずに……
最初のコメントを投稿しよう!