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奥田は百合子が去ったのを確認すると…… 「村上君。起きてるんでしょう?」 夏樹は、ビックリしたが…… 「あぁ。起きてるよ」 「今の話しを聴いてたわね?」 奥田は、夏樹へ確認する為に聞いた。 「まぁね。今の子、誰?」 「あなたの知る必要の無い事」 「へぇ、知られちゃ貧しい事?」 「知る必要無し!!」 奥田は、夏樹を一喝した。  相当貧しい事か……と夏樹は思っていた……  まだ、互いの存在も知らずに……
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