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『見届け人を一人選びました。』
『作業、きちんとこなして頂き、ありがとうございマス。
では早速ですが、その見届け人と共に、旧・凹凸工場の中に移動願いマス。
到着確認次第、こちらからご連絡申上げマス。』
メールを送ると、すかさず犯人からメールが来た。
タクマ
『さて…。ダイキ、お前の言う通りにしたら、案の定、二人に口外したこと、相手は気付いていないみたいだぜ。』
ダイキ
『見届け人なんだが、コヨリ、お前がやってくれるか?旧・凹凸工場に向かう二人を、恐らく何らかの方法でつけていく筈だ。それを、俺が尾行する。つまり、二重尾行だ。これを、コヨリに任せておく訳にはいかない。分かるな?』
コヨリ
『…うん。』
ダイキ
『万が一になっても、タクマがお前を守ってくれる。タクマ、コヨリを頼むぜ。』
タクマ
『あぁ…。』
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