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ダイキ
『よし、じゃあ作戦決行だ!』
俺たちの、無謀な作戦は始まった。
まさか、あんな事になるなんて、タクマもコヨリも思っていなかっただろう。
そして、俺も、予想外の結末を迎えるのであった。
犯人にバレないよう、二人の視覚が入らないほどの距離を作った。
メールのやり取りで、つけられているのかどうかを確認する。
もし少しでも不穏な空気を感じたらメールで知らせる。
それを俺がメールで確認したら、二人の視覚が入る所まで近付き、不審な者はいないかどうかを調べる。
なんとも幼稚な作戦だが、これしか無いと思った。
だが、この作戦は無駄に終わった。
なにも無いまま、旧・凹凸工場に着いたのだ。
もちろん、そういうケースの場合も考えていた。
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