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しかし、ユウヤの口から直接伝わることは無かった。
なぜなら、あのメールが、ユウヤの元に届いたのだから。
7月22日、花火祭り前日、夜22時。
凹凸公園にて、俺はユウヤに呼び出された。
告白当日の打ち合わせをするのかと思っていた。
開口一番に、ユウヤはこう言った。
ユウヤ
『3分ゲームのメールが、来たんだ』
ダイキ
『…ん?噂のチェーンメールか』
ユウヤは続けて話す。
ユウヤ
『返信してみたんだ、遊び半分でよ。そしたらすぐに来たぜ、メール。』
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