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そして、待ちに待った土曜日!
天気は晴れ!
朝の10時にナオんち集合で、俺は1時間前に到着~♪
色んなシチュエーションを考えたんだ。
まず、早めに到着して、間宮が来る前に…
で、間宮が来たらどうせずぅっと勉強するんだろうから、お風呂タイムだ!
ナオ、あるいは間宮が風呂に入った時に…
さらに、寝静まった頃…
うんうん、考えたらチャンスはイッパイあるじゃん☆
よし、では出陣!
ピンポーン…
「はーい。」
ガチャッ
「あれっ、トオル!トオルも早く来たのかよ。」
「うん、早くに目が覚めちゃって…ん?」
“も”…?
「よー羽村。」
な、なんで間宮が…?!
「マコトなんて、7時頃に来るんだぜー!2人して、やる気満々だな~。」
満々だよ…
別の意味でヤル気満々だったよ!
何だよ、コイツ…
何でそんなに早く…
「おれの勝ちだな、羽村。」
なっ…
なにいぃぃっ?!
「ん?何か言った?マコト。」
「いや、なんでも。」
ナオには聞こえないようにして言ってるあたり、疑いが濃厚だ。
まっ、まさか…
コイツもナオの事…
好き、なのか?!
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