~第1章~

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  ピピピッ…ピピピッ…ピピピッ…     ピピ…バシッ!!!     目覚ましを手で叩きつけて…また今日も1日が始まる。     「ふぁぁ…さて…今日も行くかね…」     着替えを済ませ、寝室を出る。     「おぃ、おは…」     「ぐぉっ…ぐおぉぉぉっ…。」     「……。」     居間では相変わらず妻が大の字になって大イビキで寝ている。     …これがもし妻がびっくりするくらいのイイ女だったら…きっと何でも許してしまうところなのだろうが…。     深い溜息をつき、自ら入れたコーヒーを一杯飲み干しすと、重い足で会社へと向かった。    
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