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「今日はウチの新商品を初めてN社にPRする大事な日なんスからぁ~(笑)
暗ぁい顔してたら…契約取れねっスよぉ?(笑)」
あぁ…もぅそれだけ元気な君が羨ましいよ…。
同じ人間なのに…なぜにこんなに世界観が違うのか…。
彼にはこの世界がどのように見えているのだろうか…。
「課長!世の中、意外と結構何とかなるもんっスよぉ!
人生前向き、世の中『薔薇色』っスよ、『薔薇色』(笑)」
は…はは…(汗)
薔薇色…ね(汗)
プルルルル…プシュー…
扉が開き、自分と山下君は人混みに流される様に電車へと乗り込む。
満員電車となった電車は…こうして今日もいつもの様に走り出すのだった…。
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