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「みぃーつけた!“ダーリン”」
モニターに映し出されるピンク色のBD。
それを見て彼女はにんまりと微笑む。
「ホントにあれか!? 思っていたのより随分違うが・・」
「間違いないです! あのオーリーはダーリンです!」
トリックの癖で誰かを見極める事に関しては“ぴかいち”である。
そんな彼女に疑いを持つ彼は、半信半疑ではあるが空母艦の軌道を下へと向けた。
「紅茶ばさ入れたでさあ~こでのんでピノもリーダーもリラックスしてくだせぇ~」
「ありがとうミント!」
「すまねぇ」
緊張感すら打ち砕く言葉の訛り。
にっこり微笑む彼女はトレイを掲げてみせた。
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