第1話 スケーティングアワー

25/25
前へ
/65ページ
次へ
辿り着いた場所は格納庫。 「よお! 戻ったか」 私達を出迎えてくれたのはライトスタンスのリーダー『キール』だった。 「あのー、さっきの合格って何ですか?」 「ああ、ようするに今日からメンバーの一員って事だ!」 理由はよく分からない。 だけど憧れであったライトスタンスの一員になれた事は凄く嬉しい。 後から聞いた話し、キールは自分好みの女の子を見付けるとすぐに勧誘するとか・・ まあ、なにわともあれ私の人生は大きく変わったような気がする。 憧れであったライトスタンスのメンバーになれたし、それに彼・・ステイトと、これからも一緒に居られるのだ。 「おかえり~“ダーリン”!!」 「あっ、ピノ」 ステイトに抱き着く女性はピノというらしい。 (え・・・ダーリン?) 私の恋は終わった。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加