‡~プロローグ~‡

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魔法世界6大都市の一つグランディア そのグランディアで1番の貴族グライル家に今一つの生命が誕生した その時大きいトビラが勢いよく開かれた 余程急いでいたのか疲れて膝に手をついて呼吸を整えている人物がいた 恐らくグライル家現当主だろう男が呼吸を整えて側の医者に「産まれたのか?赤ちゃんは元気なのか?」 と聞いている 「ええ、元気な男の子ですよ」 その医者の言葉を聞いて安心したのかゆっくり妻であろう女の所に行き 「よく頑張ってくれたな、ありがとう」 と手を握りながら喋りかける 女もこれからは家族3人仲良く暮らしましょうと手を握り返す 今二人は新しい家族の誕生と未来の当主を夢見ながら幸せいっぱいの顔をしていた しかし幸せは長く続かない
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