‡~プロローグ~‡

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ラングとマロンはずっと泣きながらライトに謝っている 一通りの説明をライトにしたときライトは呆然としながら言われた事を理解出来ないでいた 一日経った今でも信じられない しかし現に砂漠まで来てしまってはもう嘘ではないんだろう ラングは愛する息子に最後かもしれない言葉をかけた 「ライト、私達はおまえが魔王の生まれ変わりだろうが愛した我が子に変わりはない、だが他の国の帝王達が許してはくれなかった。私達は例え離れて居ても家族だ、だから絶対生き残りいつかまた会える事を信じているだから頑張ってくれ」 こんな事しか言えない自分に腹が立ちながらライトの首にグライル家の家宝の魔法石ラスペルをかけてラングとマロンは転移魔法で帰って行った 自分達の情けなさに泣きながら
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