相合い傘

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「はぁ………また雨かよ」外に出た宮原京一「みやはらきょういち」はこれで3日連続になる雨にため息をついてた、 「予報今日一日晴れるって言ってたくせに」 傘を忘れた京一が走って帰るかと考えていると。 「っよ」後ろからいきなり声がした、 「お…ぉう朱音」、 【鈴川朱音「すずかわあかね」は京一の中学からの友達だ】考え事をしていた京一が少し驚いていると少しふざけ気味に朱音が言った、 「なに考えてたの?驚いてるって事はエロい事」 「っな事考えてねぇよ」 京一が焦りながら否定すると朱音が、 「嘘、分かってるってどうせ傘忘れたんでしょ」 何で分かったんだと京一が思っていると、 「私の傘貸してあげるから使いなよ」 と朱音が自分の傘をさしだした。 「どうも、お前傘あるのかよ」 朱音が満面の笑みで、 「大丈夫私の家近いから走ればすぐだよ」 走る準備をしている朱音に。 「おい、走ればってお前無いなら返すよ」 京一があきれ気味に傘を返そうとすると、 「大丈夫だってアンタの家遠いじゃん」 っと朱音が笑いながら走り出そうとすると、 「ちょっと待てよなら一緒の道なんだから入れよ」
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