4人が本棚に入れています
本棚に追加
あの時復讐を誓った涙は…
「私は…!」
ズズゥゥン!
着弾、轟音が轟き、数十の光球が一斉に爆裂。
生半可な威力では無かった。
「ふ、ふはははは!南雲雪乃、お前の復讐心などその程度か!」
哄笑。既に相手の事など眼中には無い。
「天賦の才、健一郎と貴様は違うんだ、奴には才があった、そうあと数年で俺を越すほどのな!」
爆炎、地面から立ち上るそれは未だにその火勢を弱めることなく、周囲を焼き空気を焼く。
巻き込まれた雪乃の存在すら確認出来ない程に。
「くははは…」
止まらぬ笑い、既に周囲には数十の屍が転がっていた。
最初のコメントを投稿しよう!