2/3
前へ
/203ページ
次へ
白いシンプルな部屋で目覚まし時計の音が鳴り響く 「ん。」 青年は目覚まし時計をとめると、また寝はじめてしまった。 その数分後。 玄関のドアを開け、入る、もう一人の青年。 「セツナ~起きてるか~って起きてるわけないか、はぁ。」 青年はため息をつくと、一度台所に向かい、簡単に朝ごはんを作った。 「合い鍵預かっといて正解だったな、さて、そろそろ起きてもらいますか。」 セツナと呼んだ青年を揺すり起こす……が。 セツナ「ッ!」 ブンッ! 「うおっ!」 「起こすたびにグーパン飛ばすな!!」 彼はセツナが放った拳を、見事に受け止め言った。 セツナ「……ふう、おはよう、スバル。」
/203ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1106人が本棚に入れています
本棚に追加