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白いシンプルな部屋で目覚まし時計の音が鳴り響く
「ん。」
青年は目覚まし時計をとめると、また寝はじめてしまった。
その数分後。
玄関のドアを開け、入る、もう一人の青年。
「セツナ~起きてるか~って起きてるわけないか、はぁ。」
青年はため息をつくと、一度台所に向かい、簡単に朝ごはんを作った。
「合い鍵預かっといて正解だったな、さて、そろそろ起きてもらいますか。」
セツナと呼んだ青年を揺すり起こす……が。
セツナ「ッ!」
ブンッ!
「うおっ!」
「起こすたびにグーパン飛ばすな!!」
彼はセツナが放った拳を、見事に受け止め言った。
セツナ「……ふう、おはよう、スバル。」
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