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スバル「たくっ、おはようじゃねーよ!!危ねーな。」 セツナ「ん…すまない。」 先程のセツナはただ、防衛本能が働いただけである。 スバル「もういいや、早く着替えろ入学式に遅れるぞ!」 時計は8時13分をさしていた。入学式は8時30分からである。 セツナ「……ちょっと、マズイか。」 スバル「誰のせいだ!ダレノ!!」 セツナ「すまない。」 スバル「早く着替えろ。メシできてるから。」 セツナ「ありがとう。」 少し微笑むと、制服に手をのばした。 スバル「準備できたか?」 セツナ「ああ、いただきます。」 テーブルの上には、白米、味噌汁、焼き魚があった。 低血圧なセツナでも、食欲をそそられた。 セツナ「ごちそうさま。」 スバル「おそまつさま。」 二人は椅子から立ち上がり鞄を持ち玄関に向かう。 スバル「さてと、行きますか、大将。」 セツナ「ああ、そーだな。」
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