1・小指を絡めて願った

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「ずっと一緒にいような」  ちょっと照れくさそうにそっぽを向いて言った悠。 「うん」  笑顔で答えた、奏子。  優しくて甘くて、儚い約束。  楽しい時や、嬉しい時間は、この先ずっと続くと信じていた、あの日の二人。
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