プロローグ

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少年「ノックしろっていつも言ってるだろうが!!」 そこには、少年とは正反対の、明るく、活発そうな、少女が立っていた。白と水色を基調としたセーラー服を着ている。 非常に整った顔だちだが、若干幼さが残っている。 少女は少し困った顔で、ドアを内側からノックする。 少年は呆れ顔をした。 妹「お兄ちゃん…ごはん。」 少年は軽く舌打ちをし、自分の妹に返事をする。 少年「分かった。あと五分で行くから。」 そして、その長い五分の後に少年は部屋を後にする。
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