Leave me alone

11/11
前へ
/38ページ
次へ
 このまま気のせいにしておこうか確かめようか迷っていたら、再びドアが開いた。 「どっかで聞いたことのある声だと思ったら、やっぱり昨日のおねいさんだ」  こんな偶然に運命を感じるほど私は純粋じゃないけれど。  胸の高鳴りは聞こえなかったことにしよう──  
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加