プロローグ 魔王降臨

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轟音と共に私の周りを風が突き抜ける 部屋は広く、石畳の上に正面に向かって一枚の赤い絨毯が敷かれていた。 その先の玉座には……魔王。 暗くてよく見えないが隣にもう一体いるようだ。 「誰じゃ…ここに…何しに来た…?」 魔王がそう言うと同時に体中に鳥肌がたった 暗く、重い空気に押し潰されそうになる でも、こんな事はもう慣れっこだ。 「魔王リーガル……覚悟!!」 腰にある伝説の剣【エクスカリバー】の切っ先を魔王に向ける 「ふふ…我が目的は――」 …… 「「え?」」
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