プロローグ 魔王降臨

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「ハ…ハハハハハハ!! そ…その程度の攻撃ではわ…我に触れることすらできぬわ!!」 たまたまかわせただけでしょうが 「陛下、私がやりましょうか?」 「だ…大丈夫だ!! そなたは下がっておれ…」 …… エクスカリバーを振り上げる 「え?ちょ…ま…」 そのまま薪を割るように刃を…降ろす!! ガキン!!ガガガガガ… 刃は床に突き刺さった後、斬撃を飛ばして玉座を真っ二つにした 残念、かわされたか… 「うおぉい!!待ってと言ったではないか!! 勇者と言う者は皆人の話を聞かんのか!? そなたは我を殺す気か!?」 「…もちろん」 …… え?なんで黙るの?当然でしょ? 「カ…カイィーン!! 勇者は本当に魔王を殺すのか!? それはゲームの世界だけと言っておったではないか!?」 「大丈夫です、そうだとしても陛下が負ける相手ではございません」 「いやいやいやいや 死ぬでしょ!?今の食らったら流石に死ぬでしょ!? あれで死なないのこそゲームの世界だけじゃ!!」 …… なにこれ?
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