3人が本棚に入れています
本棚に追加
わたしには「この人が」、
とか言うような
特定の彼氏はいない。
『あッ…ん…だめ…ッ』
かと言って
好きな人が居る
とかでもなく
『無理…やばッ…』
『あぁあッ…!』
さみしい時は誰かと重なって
癒されたりしてる。
そんなスタイルが
わたしの中では
確立してしまった。
逆に言えば………
『なあ、すきな奴とかいねぇの?』
『いるわけないじゃあん!あははッ!』
『だよな…そうだよな…!』
『なんしたん?』
『なんでもねぇよ☆』
『…(へんなやつ…)』
すきになった特定の人だけをみるとか馬鹿げてる…
結局…裏切る奴は裏切る。
意味のない交際時間…
なんのために付き合うの? なんのために求めるの? なんのために…
わたしには
解らない。
---------
「別れよう」
「…ッ! なッ、なんで…?
ウチらラブラブじゃんッ☆」
「疲れたんだよ。飽きたんだよ、こんなの。他に彼女できたし。」
「…」
-------
何も言えなかった
『あきた…』
軽く放たれたその言葉に…
潰されてしまったのだ。
『ん? なんか言った?』
『なにも言ってないよ☆ちゅッ♥』
『ッ!!!やべ…』
ほんとは知ってる
がばあっ!!『きゃあッ!♥♥』
知ってて利用してる…
でも…わたしは男を
信用してないし、
信用できない。
だって…
『なあ まだこわいか?』
また
『なにが☆』
繰り返したら
『俺じゃダメかな…』
前以上に
潰れてしまいそうで
『なんのこと~?♪』
だからはぐらかす。
自分の気持ちを
わかってても…
最初のコメントを投稿しよう!