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◆～初出勤～◆
いよいよ出勤1日目!!!!!!
色々、職を変えたが…1日目は期待と不安で一杯になるもんだ。
金融会社Ｊは全国に店舗 があるので、面接時の履歴書には埼玉県内を勤務希望で出しといた。
勤務地はＷ支店。
埼玉県内で内心…ホッとしてる
これから、新しい生活が始まる…
本社より朝8:50出勤と聞いていたが…
初日だし、気合いを入れて７:３０には支店の前に到着。
支店入口にはシャッターが降りており中に入れず…
｢あぁ～早過ぎたからかぁ｣と近くのコンビニで時間を潰し
８:２０再度入口へ
まだシャッターは降りたまま…
時間は刻々と過ぎ…
時計を見たら８:４０!!!
オカシイ…
突然、不安になり本社に電話するが誰も出ない…
支店に電話しても誰も出ない…
…もしかしたら
場所を間違えたか…
不安と緊張がＭＡＸになり～大汗かきまくり…
脇も首筋も、Ｙシャツは洗濯後の脱水前状態…
この場で待っていても意味が無いので、勇気を出してシャッターを持ち上げてみた。
｢ガラガラガラッ!!!!｣
｢ガシャーンッ!!!｣
シャッターは勢いよく上がり…その向こう側には
カウンターがあり、
女性社員が2人でカウンターを雑巾で拭いていた。俺は、かなり気合いを入れて声を出した。
｢おはようございます!!今日から勤務するＰと申します｣
女性2人は雑巾を止め…
明るい声で
女①｢おはようございます♪｣
女②｢おはよぉ♪宜しく｣
優しそうな先輩方だったので安心した。
これなら、楽しく仕事が出来るなぁ…
女性2人に、｢中にどうぞ｣と支店奥の部屋に案内される。
｢有り難うございます｣と言い、いざ奥の部屋へ…
あれっ?
部屋の中には男性が2人いた。
一人は普通っぽい感じで名前はＡ氏（28歳）
もう一人は…怪しい
かなり怪しい…黒ﾌﾞﾁ眼鏡に7:3分けの変態っぽい
好きな女の子の笛を集めて吹いてそうな感じのＫ。
…めんどくせぇから、笛先輩で良いや!!!!!!
*今後は笛先輩で登場*宜しく。
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