偽りの平和

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(ハァハァハァ……ちょっ…ちょっと…黒神さん、ま…待って下さい) (そうですね、少し歩きましょうか) カズマとわ対照的にアスカは息切れひとつしてない (ハァハァ……な…なんで…黒神さん…平気なんですか?) (まあ、これでも軍人ですから!それにしても、光明君って体力無いですね~) アスカはカズマを見てクスッと笑った (カズマでいいですよ) (えっ!!) (実は光明って僕のおじの名字なんですよ) そう言うとカズマは歩き出した (えっ!?、じゃあご両親は?) (死にました…母は僕を産んですぐ…父は7年前のあの事件で…) カズマの言うあの事件とはアースリベリオンズが初めて反乱を興した事件である (ご、ごめんなさい!…私っ) (別に黒神さんが謝ることないよ) (で、でも…(僕の父は傭兵で、たまたまあの事件で地球政府の方に着いて戦ったんですよ、そして味方を庇って死んじゃって…) (なんでそんな事を初対面の…しかも軍人の私に?) (なんでかな?、黒神さんなら、信用できるかなって) (???)
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