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一君は息を切らしてこっちを見ていた
「なんで……」
一君はこちらに歩いて来て
「立て」
ただそう一言言った
僕は言われるがまま立ちそして,
ガッ!!
一君に殴られた
僕はそのまま倒れた
一君は倒れた僕の胸倉を掴んで来た
「お前……自分が何しようとしたのか分かってるのか!!」
一君の目を見れなかった
痛い
殴られた頬じゃなくて心が
「ごめん……」
「ごめん……」
ただそれしか言えなかった
気付けば涙が出ていた
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