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「ここに何しに来た一」
そう白づくめの人,否一君のお父さんは言った
「俺もここに来る気はなかったよ。俺はあの法律は嫌いだし,あの法律のために作ったこの建物なんか逆に来たくもなかったね」
そう言いながら一君はお父さんの元へ向かい……
ガッ
いきなりお父さんの胸倉を掴んだ
「一君!?」
「あんた今何しようとした!? 俺の友達を殺そうとしたんだぞ!! 顔知らなくても名前ぐらい俺が言ったから知ってるだろうが!!」
「だからどうした?」
ゾクッ
急に一君のお父さんの雰囲気が変わった
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