case3 ~いじめ~

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「いや……お前の言ってる事は正しいと思うよ淳」 いつの間にか僕の隣りにいた一君が言った 「だとよ親父。俺も淳もあんたの考えは全否定だ」 そう一君は尚人さんに言い放った 「私は……」 尚人さんは何か言おうとしたが…… 「帰るか淳」 「だね」 僕らはそれを聞かずに『安息の場所』から出て行った 尚人さんがどう思うかはあの人次第だ でも僕らは自分の考えが正しい事を信じてる 『人を救えるのは人しかいない』 「さてと……いくか淳!!」 「行くってどこに?」 「決まってるだろ。斉藤達に喧嘩売りに行くんだよ」 「なんでそうなるの!?」 「馬鹿お前いじめはいじめられるほうも悪いんだぞ。自分から変わらないと何も変わらない」 「それがなんで喧嘩になるの……」 「それは俺が一番スッキリするからだ!!」 その後僕らは喧嘩を売ってもちろん負けた 7人対2人 勝てる訳がない でも何故か心はとても晴れていた
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