case3 ~いじめ~

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「お前今日傘忘れただろ。なんで傘持ってんだ?」 「さっき優しいお兄ちゃんがくれたの。でも……やっぱり返さないといけないよね?」 当然だ,と俺は言った ふと結衣がもつ傘の柄を見たら名前が書いてあった 『木下淳』 そう書いてあった やっぱりあいつのか…… 「その傘俺の知り合いのだから明日返しとくわ」 いろいろとあいつとは話したいし 「この傘一君の友達のなの? いいなぁもう友達が出来て」 「結衣にもすぐ出来るよ」 そう言って俺は結衣の頭を撫でた
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