case3 ~いじめ~

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「あいつ暗いし,気持ち悪いし良い所ないじゃん!! なんであいつのこと庇うの!?」 その娘の言葉に他の人も賛同してるかのようにみんなまたざわめき始めた しかし静かに一君はあるよと言った 「は?」 「俺はあいつの良い所知ってるよ。優しい所。自分の事より他人を大切にする所」 「少なくとも淳は今のお前らよりはすごい大切な物を持ってるよ」 なんか……変な感じだった 笑う場面ではないのににやけてしまう そして気付く 僕今褒められたんだ 親以外の人に初めて なんかもどかしかった
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