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白づくめの人の後を付いて行くと扉の前に来た
白づくめの人が扉を開けた
そこは円く広い部屋
真ん中にポツンと椅子があるだけだった
「どうぞお座り下さい」
僕はそう促されて椅子に座った
『ここで一体何人の人が死んで行ったんだろう』
ふとそんな事を思った
白づくめの人が僕に薬のような物を渡して来た
「これは……?」
「これを飲むと苦しまずに逝けます。何か伝えたいことはありますか?」
伝えたいこと……
そんなもの決まってる
「五十嵐一っていう僕の友達がいるんですよ。その子に……」
バン!!
その時いきなり扉が開いた
そこには一君が立っていた
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