空港にて、

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  何気なく 窓の外を眺めていた僕は、   驚くばかりの出来事に、ビックリし慌てた     なんとか今日中に たどり着かねば取引先の予定が狂う。   スケジュールぎりぎりの仕事だから、責任重大だ   飛行機が伊丹に着いて 僕は 慌ててタクシー  乗りばえと急いで向かっていた   空港内は客で混雑している、搭乗カウンターを過ぎ右側に曲がった時である   何やら手に 飲み物を持ちよそ見をして歩いていた女性にぶつかった弾みで 彼女の持っていたブルーベリーのジースを右腕にまともに浴びせかけられたのである。   女性は 丁寧に謝ってきた 「あっ!ごめんなさい 私が、ぼーっとしてたからです。 私のせいです ごめんなさい、ごめんなさい、」   僕は、あまりに、何度も謝ってきたので、怒ることも出来ずに言った   「しょうがないよ事故は不可抗力ですから、それより急がないとタクシー乗り場が、いっぱいになります。もういいですから」と 僕は 上着を脱ぎ手に持ち急いだ    
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