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No.4 赤い海
人物/簗瀬由佳里
日時/前日/23:00
条件/教室の床を調べる。
表紙が全体が真っ赤に染まっていて下部分に水面が描かれている。
幻想的な絵柄だが不気味な雰囲気を漂わせている。
生々しくどこかリアリティーのあるその作者の執筆力はまるで自分が体験したような臨場感が溢れている。
作者の名前に『四方田春海』と書いてある
【さらに詳しく】
荒々しい呼吸音、ありもしない筈の事態の連続。
幼い少女は身を固くしながら物陰に隠れていた。
少女は思った、何故こんな事になったのか…と
答えてくれる人なんていない、だが彼女はこんな事態になっても諦めなかった。
『赤い水』に触れれば人は屍人となってしまう。
自分の為に我が身を犠牲にした教師、彼女は変わり果てた姿となって屍人となり今も彷徨っている。
だからそんな姿となった教師の為にも自分は生きなきゃならない、そう思ったのだ。
そこから下は破れていて読めなくなっている
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