過去の訪問者

8/9

22227人が本棚に入れています
本棚に追加
/851ページ
長い話が終わり、学院長室を出た。 「あ~疲れた。」 バジルのことには驚いたけど、とりあえず疲れた。 その事は、後で考えるか。 俺は、のんびりと階段を降りた。 <学院長視点> バタン 陽一がドアから出ていった。 封印魔法をかけてるという言葉を聞いて、安心したんじゃろう……。 じゃが……もうすぐ封印は解けてしまう。 今の四大賢者が力をあわせても、ラミールには遠く及ばない。 今のバジルは、ラミールとほぼ互角だろう……。 だから、四大賢者の封印を少しずつ破り……やがて悪魔を召喚する。 そして四大賢者を殺し、バジルが復活する。 そうしたら、この世界は、闇におおわれてしまうだろう……。 じゃが、その時は皆で力を合わせて、立ち向かうんじゃ。陽一くん。 いや…… 伝説の剣士"ヴィルダム"よ……。
/851ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22227人が本棚に入れています
本棚に追加