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長い話が終わり、学院長室を出た。
「あ~疲れた。」
バジルのことには驚いたけど、とりあえず疲れた。
その事は、後で考えるか。
俺は、のんびりと階段を降りた。
<学院長視点>
バタン
陽一がドアから出ていった。
封印魔法をかけてるという言葉を聞いて、安心したんじゃろう……。
じゃが……もうすぐ封印は解けてしまう。
今の四大賢者が力をあわせても、ラミールには遠く及ばない。
今のバジルは、ラミールとほぼ互角だろう……。
だから、四大賢者の封印を少しずつ破り……やがて悪魔を召喚する。
そして四大賢者を殺し、バジルが復活する。
そうしたら、この世界は、闇におおわれてしまうだろう……。
じゃが、その時は皆で力を合わせて、立ち向かうんじゃ。陽一くん。
いや……
伝説の剣士"ヴィルダム"よ……。
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