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<悪魔神バジル視点>
陽一達が話をしている頃……
バジルは、とある山のなかに封印されていた。
だが、封印を破るために、力を蓄えていたバジルは、悪魔を数万と召喚した。
「ハッハッハッハッ!皆の者!時は来た!今こそ我を封印した、憎き魔法使いどもを根絶やしにするのだ!」
「オォー!」
バジルの号令で、悪魔たちの士気は、ものすごく上がった。
そして、数万の悪魔たちは、結界に攻撃を始める。
始めのうちは、悪魔が結界に触れるだけで燃えてしまったが、あまりの数に結界は少しずつ弱くなっていく。
悪魔が結界に触れるようになり、ついに結界にヒビが入った。
「フハハハハハ!もう少し!もう少しで闇で世界を覆えるぞ!」
もう少しで、結界が破壊できると思い、歓喜の声をあげるバジル。
パリーン
そして、遂に結界が破れた。
悪魔たちは、次々と結界の外に出ていく。
遂にバジルまでもが、外に出てしまった。
「これより!魔法使いどもを根絶やしにする!」
その号令により、悪魔たちはバラバラに散っていった。
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