22227人が本棚に入れています
本棚に追加
/851ページ
「これって……まさかあんた、陽一を使い魔にするつもり!?」
キュムは、かなり驚いている。
「そうよ。悪い?」
「別に悪くはないけど……。」
キュムは、少し笑いそうな顔をしていた。
「使い魔ってなんだ?」
そう思ってた時、陽一が話し掛けてきた。
「ああ。説明しなきゃいけないわね。」
めんどくさいけど……。
「使い魔っていうのは、魔法使いがパートナーとして、契約する生き物のことよ。」
「そして、メイジと使い魔は、どんな時でも、一心同体。運命共同体よ。」
「運命共同体!?」
陽一は、私の言葉に驚いている。
……面白い顔ね。
「そう。それで、私は、あんたを使い魔にしてあげるの。光栄に思いなさい!」
私と、一生パートナーでいられるんだからね!
最初のコメントを投稿しよう!