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<陽一視点>
いきなり、"使い魔"ってのになれって言われてもなぁ……。
「使い魔になると、俺の自由は、無くなったりするのか?」
それだったら、絶対ならねえ。
「そんなことないわ。それどころか、もっと強くなれるかもしれない。」
強くなる!?
俺は、ルピアのその言葉に反応した。
「マジで!?じゃあ、なる!使い魔ってやつに。」
ほとんど、無条件で強くなるようなもんだからな♪
「そう。じゃあ、そこに立ってなさい。」
ルピアは、小さく微笑むと、俺と少しだけ距離をとった。
そして、呪文を詠唱する。
すると、地面に、変な模様が出てきた。
その模様から、ものすごい光が発せられる。
そして、その光は、俺の右腕に収束して、おさまった。
「なんだこれ?」
そして、俺の右腕には、さっき地面に出ていた模様が、浮き出ていた。
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