使い魔契約

8/10
前へ
/851ページ
次へ
<陽一視点> いきなり、"使い魔"ってのになれって言われてもなぁ……。 「使い魔になると、俺の自由は、無くなったりするのか?」 それだったら、絶対ならねえ。 「そんなことないわ。それどころか、もっと強くなれるかもしれない。」 強くなる!? 俺は、ルピアのその言葉に反応した。 「マジで!?じゃあ、なる!使い魔ってやつに。」 ほとんど、無条件で強くなるようなもんだからな♪ 「そう。じゃあ、そこに立ってなさい。」 ルピアは、小さく微笑むと、俺と少しだけ距離をとった。 そして、呪文を詠唱する。 すると、地面に、変な模様が出てきた。 その模様から、ものすごい光が発せられる。 そして、その光は、俺の右腕に収束して、おさまった。 「なんだこれ?」 そして、俺の右腕には、さっき地面に出ていた模様が、浮き出ていた。
/851ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22228人が本棚に入れています
本棚に追加