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今すんごくやばい状況なんですけど…いや、ホンマに…。
俺が何度か停止しようとしたが、強行突破され、ただ今、部屋中に俺の喘ぎ声が流れてるんですわ……。
ホンマは俺逃げ出したいねんけど…タイミング逃して…出れへんねんけど…。
でも…こんなん聞いて…リュウタは、どう思ってんねんやろ…?
~全部聞き終わり~
鈴「……さ、さぁ、もう聞き終わってんから、ミルクディッパーに行って、愛理さんに会いに行こ~~!!」
素早く直して、何事もなかった様に、出かけようとするが、リュウタが動いてくれへんねんけど…。
鈴「リュウタ…?」
龍「鈴ちゃんって、あんな可愛い声なんだ~。特に、あんあん言ってる時~。」
今すんごく触れて欲しくない事を触れてくるリュウタ君…。鈴ちゃんは悲しいです…。
鈴「あ、あれはあくまで、役やから…俺自身やないから…ってか、そんな事より、はよ行くで。///」
恥ずかしいから振り返らず、歩いて答えるが直ぐに話を変える。
龍「ふぅ~ん。じゃあ、僕、鈴ちゃん自身の声であの可愛い声聞きたいな~♪」
鈴「ブッ!!!!?なななな、なんて事言い出すねん!!ちょっ、ちょい待ちっ!!///」
リュウタの爆弾発言に噴き出し、焦りまくって抱き着いてくる相手に抵抗という抵抗が出来ずにいてると……
ピンポーン!!
と、ナイスタイミングでチャイムが鳴った。
鈴「だ、誰やろな~…?」
すんごく不機嫌に睨むリュウタを尻目に、いそいそと焦りながらインターホンから人物を見ると
鈴「あっ。良太郎…」
龍「良太郎!?」
良太郎が少し困った顔で立っていたので、名前を言うとリュウタの方が反応して、俺がインターホンを出る前に玄関に走って行った。
犬かいな…あいつは…。
とか少し思いながら、俺もゆっくりリュウタの後に向かう。
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