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龍「良太郎~~~!!!」
良「リュ、リュウタロス!!?す、鈴村さんは…?」
龍「鈴ちゃんなら、後ろにいるよ~♪」
玄関を開けるのと同時にリュウタは良太郎に抱き着き、良太郎は俺が来ると思ってたらしくバランスを崩して倒れながらもリュウタを支えて俺の事をリュウタに聞いたら、自信ありげに俺は後ろにおると言うリュウタが凄いわ……。
ホンマに後ろにおるから。
良「あっ。ど、どうもです…。」
鈴「どうも。で、どないしたん?」
挨拶をされれば返すが、何故この人物が家に来たかが分からないから尋ねる。
良「それは、こっちの台詞ですよ~…。電話もらってから1時間も経ってるのに来ないですし…電話も何回もしても出ないから、何かあったのかと思って……。」
そうやった…リュウタを呼ぶ前に良太郎の所に電話したんやった…。そして、携帯はリビングに置きっぱやったしな…。
そら、心配するわな…。
鈴「す、すまんな…。なんや、色々バタバタしてたから…」
龍「鈴ちゃんのあんあんって可愛い声聞いてたんだぁ~♪」
鈴「リュウタっ!!///」
謝り適当な言い訳をしようとしたら、良太郎に抱き着きながらリュウタがホンマの事を言い出しそれを停止させようと叫ぶが赤面してては、怖さにかける。
良「へぇ~…こんな…昼間から…」
と、何か黒い顔して目が笑ってない笑顔でこちらを見て言うてくんねんけど…俺のせいっすか!!?
鈴「で、でも…俺も早く行こう言うたんやで…」
俺が少しビビりながら良太郎を見て言うと、フッと小さく笑った後…
良「分かってますよ…。リュウタロスが無理を言わしたんでしょうから…。リュウタロスも駄目だよ?」
とあからさまに俺に注意してる時と違って優しく注意してんのは、贔屓ですか?良太郎君…。
鈴「ほらっ。せっかく良太郎が迎えに来てくれたんやし、はよ行かなな。」
龍「うん!!」
終始、良太郎に抱き着きながら車に乗るリュウタを微妙な気持ちなままミルクディッパーへと向かう。
だって…今はあんなん聞かれた後やから…距離を置いときたい気もあるし……
でも、リュウタが好きやから…良太郎に嫉妬してまうな…。
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