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鈴「だから、したらの話やないか…///」
龍「そんな赤い顔で言われても嫌だ!!鈴ちゃんの好きな人って誰!!!?」
いつの間にやら、また顔を赤らめてたみたいで、若干涙目で怒られて聞かれるとは…。
鈴「え~っと…」
と言いながら、良太郎に助けを求めようとしたが、さっきまで居た場所に良太郎はおらず、辺りを見るともう良太郎は愛理さんのお手伝いをしてるし……。
そんな事をしてたからか…
龍「もしかして…僕に言えない人なの…?」
と、涙が溜まらないのか、泣きながら上目で見てくるし…。
これって龍鈴やったよな…?
ってか、俺すんごい悪い人みたいなんやけど…。
つべこべ言う暇さえ与えてくれないリュウタに…
鈴「あんな…俺の好きな人は…リュウタやで///」
どんな意味で捉えられてもええ…、ホンマの気持ちを伝えてあげるよ。
って、俺、大人やなぁ。思ってたのに…
龍「どういう意味で?」
と、すんごく冷たい顔で言うこの子は鬼ですか?
ってか、さっきの涙は嘘ですか?
俺、どうしたらいいか分からんよ…。
鈴「え~っと…どういう意味って…?」
龍「僕に対する好きって、良太郎達と同じなの?それとも違うの?」
しどろもどろになりながら聞くが、リュウタは冷たい目線なまま質問の仕方を変えて聞いてくる。
鈴「それはリュウタだってやな…」
龍「今、鈴ちゃんに聞いてるんだよ!」
俺の答え以外は聞かん気やな…この子…。
いつもなら答え聞かんのに…。
鈴「ほら…ココ、お外やし愛理さんとか良太郎に迷惑にやな…」
龍「じゃあ、車の中なら良いよね?」
場所で逃げようとしたら、俺の腕を掴み出て行こうとするから少し抵抗しようと
鈴「ちょっと…リュウタ…なんも今やなくっても…」
と、掴まれた腕を動かして告げるが掴む力を強められ
龍「答えは聞いてない!」
と、いつもの決まり文句を言われて抵抗する暇なくミルクディッパーを出て車の中に乗せられた…。
流石、正義の味方なだけあって…力では叶わんよ……。
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