鈴村さん家のリュウタ君 act1

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  鈴「だから、したらの話やないか…///」 龍「そんな赤い顔で言われても嫌だ!!鈴ちゃんの好きな人って誰!!!?」 いつの間にやら、また顔を赤らめてたみたいで、若干涙目で怒られて聞かれるとは…。     鈴「え~っと…」 と言いながら、良太郎に助けを求めようとしたが、さっきまで居た場所に良太郎はおらず、辺りを見るともう良太郎は愛理さんのお手伝いをしてるし……。 そんな事をしてたからか…   龍「もしかして…僕に言えない人なの…?」 と、涙が溜まらないのか、泣きながら上目で見てくるし…。 これって龍鈴やったよな…? ってか、俺すんごい悪い人みたいなんやけど…。     つべこべ言う暇さえ与えてくれないリュウタに…   鈴「あんな…俺の好きな人は…リュウタやで///」   どんな意味で捉えられてもええ…、ホンマの気持ちを伝えてあげるよ。 って、俺、大人やなぁ。思ってたのに…     龍「どういう意味で?」 と、すんごく冷たい顔で言うこの子は鬼ですか? ってか、さっきの涙は嘘ですか? 俺、どうしたらいいか分からんよ…。   鈴「え~っと…どういう意味って…?」 龍「僕に対する好きって、良太郎達と同じなの?それとも違うの?」 しどろもどろになりながら聞くが、リュウタは冷たい目線なまま質問の仕方を変えて聞いてくる。     鈴「それはリュウタだってやな…」 龍「今、鈴ちゃんに聞いてるんだよ!」   俺の答え以外は聞かん気やな…この子…。 いつもなら答え聞かんのに…。     鈴「ほら…ココ、お外やし愛理さんとか良太郎に迷惑にやな…」 龍「じゃあ、車の中なら良いよね?」 場所で逃げようとしたら、俺の腕を掴み出て行こうとするから少し抵抗しようと 鈴「ちょっと…リュウタ…なんも今やなくっても…」 と、掴まれた腕を動かして告げるが掴む力を強められ 龍「答えは聞いてない!」 と、いつもの決まり文句を言われて抵抗する暇なくミルクディッパーを出て車の中に乗せられた…。     流石、正義の味方なだけあって…力では叶わんよ……。
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