妄想サクラマス

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あの瀬尻に行こう。 その場所には何故か彼女が居る気がした。 一度岸に近づいて瀬頭をかわす。 あの瀬尻だ。 あまりにその一点を見つめながら歩いたため、底石に足を取られ思わず転びそうになる。 普段なら苦笑ものだが、その時は夢中だった。
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