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月日が経つにつれ、少しずつ自分というものが明確になり、また不明確になり、意思というものが果たして本当に存在するのかと途方に暮れながらも運命のままに物語が綴られていく。
未来が未来でなくなりただなぞるだけになったとき、僕は自分を維持できるだろうか。
結果が怖いのではない。結果を知ることが怖いのだ。
自分の思い通りにすることを求める時期があって人を誘導し感情を弄びそれを観察する。
そしてそれをより多くの人々を救うためだという。
悪意とは知りながら行動することで善意とは知らずに行動することである。
ある人が僕に教えてくれた言葉がある。
すべてのものはすべての可能性を内に秘めていると。
自分の行動の中にその可能性を見出だしたときあなたはどうするだろう。
精神力が過去から未来への光りを点し運命がそれを繋いでいく。
僕は今ままで目をつぶったまま綱渡りをしていた。
目を開けた今も綱渡りをしている。
僕は危うい。けれど幸福である。
物語にはそうかかれている。
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