ランニングジュークボックス

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 僕は最近ランニングを又始めた。 (業界用語的?にいうとjogするという…ちょっとかっちょいい。)  お腹に愛らしいが憎いぷるんとしたものがついたからである。ま、要は弛んだのです。  年齢的なものもあるし、運動不足も重なって上手いことエネルギーを使えない体になってしまったということなのね。  それはさておき。走ろうかなと思ったときにはとりあえずてくてくと歩くことから始める。  長いこと体を動かさないと筋肉や間接が硬くて怪我をしたり余計な筋肉痛を引き起こしたりして、もう辛いから止めちゃおうかな…と折角の気持ちを無駄にしてしまうのでいけない。  いきなり足が速くなりたいなんて目標はもっちゃいけない。それはレベルが高すぎると考えたほうがよい。  そもそもアスリートの筋肉のつきかたは健康からは程遠いといっておこう。 エネルギーを効率よく使うことはできるけれど、車で例えるなら燃費は無茶苦茶悪い。エネルギーをどんどん消費していく体だから。元陸上部の僕がいうのだから少しは信じて欲しい…  常人における走ることの利点は肉体的には新陳代謝を良くして太りにくい、疲れにくい体をつくることある。  精神的には体が軽いからなんだかやれちゃいそうだぞうとポジティブシンキングになることである。  そんな素敵な(?)jogを続けるためには義務感とか走ることの面倒さを取っ払わなければいけない。 僕のお勧めは走りながら素敵なお店や穴場を探すことと歌を歌いながら走ること。  走りながら街をきょろきょろと見回すと服屋やアンティークショップやお洒落なレストラン、Barなど、自分の興味のあるお店は自然と目に入ってくるもので楽しい。  後から覗いてみようかなと思ったりもして自然と歩くようになるしね。 そして僕は歌を歌いながらきょろきょろして走るわけだ。  走ると自然と複式呼吸になるし、そのペースでしか歌えないのでリズム感もよくなって歌が上手くなってしまう。  消費カロリーもぐぐっと上がるので一石三鳥にも四鳥にもなる。  慣れないうちは声がぶれちゃうけれどもそれが無くなったらいうことない。 僕が歌う歌は演歌、ポップス、ロック、ファンク、ゲーム音楽、クラシックとインストも含み多岐にわたる。
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