はちみつしんどろーむ

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今日は休日だ。 彼女をずーっと感じられる、文字のごとく僕の休まれる日だ。 もちろん彼女も休日なのだが、今日は特別で彼女もバイトが休みなんだ。 彼女の予定は午後から友達とのショッピングだ。残念ながら彼女の友人は彼女と正反対で少し下品な格好をする。ギャル系と四村(シムラ)は言っていた。四村は僕の腐れ縁だ。僕の事を面白いといい、学校では側によく居る。四村が居ると下品な女が害虫のように寄るから迷惑だ。彼女を見つめられないじゃないか!! ……少し取り乱してしまった。しかし、四村は僕の彼女への愛を認める唯一の人間だ。彼女への必要な物資も四村の協力があるからだ。それに、四村は男色家だ。彼女の魅力が分からないのも良い。 あ、彼女が本を出した。イヤホンをしてきっと最近ダウンロードした曲を聴いている。 ほら、やっぱりそうだ。下手な鼻歌ですぐわかる。 なんで僕が彼女の部屋の様子が分かるかだって? 彼女の全てを知るべき僕は彼女の部屋に、三台の小型カメラと盗聴器を二台仕掛けてある。 僕は彼女の家の隣にアパートを借りて常に彼女と一緒に居る。 ああ、そんな無防備な恰好で……。 下着が見えてるよ。この間買ったイチゴ柄。子供っぽいけど、僕には魅力的。 「……欲しいなあ」 おっと、失礼。 思わず、つい。 あ、彼女が出掛ける準備を始めた。 どこか寄るのかな?僕も準備しなきゃ。 、
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