『隠された心の素顔』

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赤と黒が交じり合う心の淵で 何を嘆こうが届きはしない その葛藤の中で 苦しみに耐えられぬなら 今すぐすべてを壊してしまえばいい その怒濤の渦に笑いながら堕ちていく… 逆らう余地もなかったのか? 無力な自分に諦めを諭したか? 狂おしい程の欲望に満ちた醜い感情… それに代わるものは 光を閉ざした心の名残だけ
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