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cafeクライマックスのそばには駅があります。
今日も駅でアルバイトしているナオミちゃんがやって来たようです。
「じゃあ、普通のコーヒー1つ下さい!」
「はぁい、コーヒー1つね!ところでナオミちゃん、今夜僕につらアウッ!!」
コハナちゃんの靴がぶっ飛んで来て、ウラタロスの顔面直撃!
倒れるウラタロス。
顔に付いた靴の跡からは煙が上がっている。
「何やってんだ、カメ…寝てないで仕事しろよなったく」
「ぶぎゅ」
と言ってウラタロスを踏みつけてナオミちゃんにコーヒーを出すモモタロス。
「モモタロちゃん、ありがとうございます!!」
「おうよ!」
モモタロスが背を向けた瞬間、ニヤリと笑みを浮かべ鞄からゴソゴソ何かを出してコーヒーに入れる。
数分後…
通りかかったモモタロスに
「モモタロちゃん、これ飲んでみて下さい」
先ほどのコーヒーを進める。
「いいのかよ?」
「どうぞどうぞ!」
にっこり微笑むナオミちゃんに釣られ
「んじゃ…ゴクゴク…ん?うまいっ!!」
「本当ですか!?」
「…あり?なんか急にねむ…ぐぅ――――…」
「よしっ!!」
ガッツポーズするナオミちゃんの足元に転がる店員2名。
「…ナオミさん…」
冷や汗流す良太郎に
「アレ、駅で出してるらしいわよ」
「…こ、コワイ…(泣)」
駅には近づかないでおこうと思う良太郎なのでした。
「メモメモ~唐辛子は寝る!次は何にしようかなぁ~♪」
実験は続く…
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