僕の居場所(仮)中学校編

運命の金曜日

『長谷川！💦 3台共、交機(交通機動隊)や💦』

さっき下がって行った木田くんが、慌てた様子ですぐに戻ってきた。

『ﾏｼﾞか😵💦

こりゃ、どっかで漏れたな💦』

木田くんの言葉を聞いた長谷川くんも、なぜか慌てはじめる。

『ﾊﾟﾄｶｰが交機だと何かまずいんですか？😓』

無知な僕は気になって聞いてみた。

『交機が出てきたっちゅう事は、前持って準備してたって事なんや💦』

『準備ですか？』

『そうや😣

俺らが今日 集会する情報がどっかから警察に漏れたんやろ💧

寄りによって、なんで俺ら(勧修支部)がｹﾂ持ちん時やねん💦』

『でも、いつもﾊﾟﾄｶｰとか来ますよね？

何が違うんですか？😓』

無知な僕はさらに質問するが、長谷川くんはそれどころではないようだった。

『木田、俺も下がるから、前 頼むわ💦』

『わかった💦』

言うやいなや、今度は長谷川くんが後方へと下がって行く。

気になると止まらない僕は、代わりに木田くんに質問した。

『ﾊﾟﾄｶｰと交機って違うんですか？😓』

『は？😵

そか、鮎川は知らんねんな😓

まあ、ﾊﾟﾄｶｰってくくりは一緒や😓

でもな、車種が違うねん😓』

『車種…ですか😓』

『そうや😓

交機のﾊﾟﾄは普通のﾊﾟﾄと違ってな、大排気量で高出力の車なんやわ😓』

『…なるほど😓』

僕は納得したような返事をしたが、もちろん、木田くんの言ってる事は何1つ理解出来ていない。

それに気づいた木田くんが、簡潔にわかりやすく言い直してくれる。

『要はな、普通のﾊﾟﾄよりも交機のﾊﾟﾄの方が速いんや😓』

ちなみに…交通機動隊のﾊﾟﾄｶｰは、排気量3000cc以上の車種で構成されています😃

しかも、地域によって、配備されている車種が違うみたいです😃

この時、僕達を追尾したﾊﾟﾄｶｰは、たしかｽｶｲﾗｲﾝでした😃

『速いﾊﾟﾄｶｰですか😵

でも、それだけしか変わんないなら、いつもとあんま変わんないと違いますか😌』

『ふぅ…お前、ほんま知らんねんな💧

あのな、交機が出てきたっちゅう事は、警察がなんか企んどるって事や😓

いつもみたいに、ただたんにﾊﾟﾄが後ろついた訳ちゃうんや今日は😓』

『警察が企んでる？💦

なんか作戦たてとるって事ですか😱💦』

さすがの僕も、木田くん達が慌てる理由がなんとなくわかってきた。