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そう言えば、お父さん続き言わないなぁ。
と、思い顔を向けると、、、、そこには顔をしかめるロイの姿が、、、、。
「、、、、どうしたの?」
ロイがゆっくりと口を開く。
「ルチーナ、、、、。現代文の成績なんだが。その、成績が、、、、。」
「成績が?」
「Cマイナス。」
ガクッ。
ルチーナの首が後ろに折れた。Cマイナスといえば一番悪い評価だからだ。
、、、、なんでこんなに落差が、、、、。
咄嗟にプルツーに聞こうとするが、当の本人は素早く知らん顔だ。
しかしその理由は、先生が再びロイに渡した紙が明らかにした。
プリントに目を通したロイ。彼が、その紙をプルツー経由でルチーナに渡す。
どれどれ、、、、。
それはプルツーの現代文テストの回答内容だった。
問1
『その子の顔を見た途端、赤ん坊を連れたって、、、、』とありますが、彼は何故この様な事を思ったのでしょう?
答、すいません。よく分かりません。
問2
『あたしの心の中を風がヒュー、ヒュー、吹いているの。』とありますが、風とはいったい何でしょう?
答、地球の表面をそう、空気の流動。または、コロニー内部の気象管理システムが起こす人工の空気の流動。
って、、、、。何、これ、、、、?
ルチーナが心の中で目をパチクリしていると、先生が神妙な面もちで口を開いた。
「とにかく、お父様もルチーナさんも、プルツーさんに読書を勧めて下さい。」
、、、、と。
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