転校生が来た

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今日の朝御飯はパンに卵を乗っけただけのシンプルなもの。 出張行くなら少しぐらい手の込んだメシ作ってほしいものだ。 べ、別に寂しい訳じゃないもん! 俺は早々とメシを胃袋に納めて学校に行く事にした。 今の時間は8時ちょっと過ぎ。 これなら余裕で間に合うな。 鏡の前で身なりを確認し外に出た。 すると、玄関の前にはよく見る顔があった。 「おっ、よぉ凉汰!一緒に行こうぜ!」 そこには伊藤が居た。 「やだ、誰がお前なんかと行くかよ。 あっ、因みに俺の名前は五十嵐凉汰(イガラシリョウタ)です。」 「酷くねそれ!?なんでそんなに拒否るの!?つか何で自己紹介してんの!?頭おかしくなったか!?ねぇ、ねぇ!!」
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