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「ま、とりあえず家に入れよ立ち話も何だからさ」
「はい、ではおじゃましますわ」
「棗ちゃん違うよ。おじゃましますじゃなくてただいまだよ」
え、ただいまってまさか。
「なぁ、茉璃ただいまってまさか俺と住むちゅうことなのか」
「うんうん違うよ。正確には私と昂君と棗ちゃんで住むだよ」
いやいやいやありえないてそんなこと許されないて
「棗はどうなんだよ俺と住むことに抵抗があるだろう」
「いえ、私の父と母は昂様達と一緒に住むことを許して下されましたわ。むしろ早く子供が見たいとおっしゃいましたわ」
「私のところも棗ちゃんと似たようなこと言ってたよ。それにあの手紙に書いてあったし私達は気にしないよ。だから昂君も気にしないで」
気にするな言われてもなん、あの手紙て『両隣の家』『俺の知っている2人の子』にそれにあのでかい家てまさかお嬢様なのか
「なぁ、茉璃に棗聞きたいことがあるだけど」
「なに昂君?」
「何でしょう昂様?」
なんか目をキラキラさせながら待っている2人は無性にかわいく見えてしまった。
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