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いつものように練習していたとき、隼人がとある提案を出した。
隼人「確か彼女も僕らのファンだったんだよね?亮」
亮「はい、そうですが…」
隼人「なら、彼女のためにライブやろうか!初めはテープにダビングだと考えていたけど、彼女との大切な記念日だそうだし。いいよね祐司。」
祐司「あぁ、俺は構わないけど、あとの二人に聞いてみなきゃ。俺が聞くよ。」すると
「賛成!女の子は大切にしなきゃね!」
「いいねぇ、久々のライブ!燃えるね!」
と、言いながら拓と零が現れる。
隼人「なら決まりだね。場所はどうしようか。」
亮「なら僕が決めていいですか?思い出の場所があるんです。」
祐司「そっか、明日記念日だよね?バイトは?」
亮「バイトは休みで一日中彼女といる約束があるんです。」
拓「なら練習は今日までにして、明日のスケジュールも決めよう。」
零「そうだな、ところで亮はどこにしようとしてるんだい。」
亮「はい、地図あります?」
隼人が地図を持ってくると亮はその店を探しはじめた。
亮「ありました、ここです。」
零「この店は俺がよく俺がいく店じゃないか、マスターも俺を知ってるから大丈夫だよ。」
祐司「なら決まりだな、今から連絡入れて貸しきりにしよう。」
亮「え?そこまでしなくていいですよ、申し訳ないし…お金も…」
隼人「あ、お金のこと?心配いらないよ、僕らの徴収する料金はみんなの笑顔。僕らは音楽が大好きだからその音楽を聞いて喜ぶお客さんの顔が見たくてこの商売はじめたんだから。」
亮「そうなんですか、ありがとうございます。」
拓「さて、明日は一日限りの新B.R復帰ライブだな、燃えるね!」
段取りが決まり、また練習を再開して、明日に備え、早めに家に帰り、バイトの準備、その時ゆんはまだ何も知らない状態。
ゆん「なにニヤニヤしてるのさ。」
亮「ん?ゆんがあまりに可愛くてな。」
ゆん「…もう。へんな亮!」
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