~Prologue~

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大地は疲弊し、草も木も枯れ果て…まるで砂漠のようになってしまった。 こんな世界になるなんて…こんな世界になってしまったなんて…… それを考えると…涙が止まらなくなる。 しかし、人類は滅んだわけじゃない。 こんな荒れ果てた世界でも懸命に明るく、幸せに生きようとする人達がたくさんいた。 俺は、それだけで嬉しかった。 俺は、そんな人達に出会う為…そんな懸命に生きようする人達の力になる為に旅を続けていた。 しかし、また…そんな幸せを奪おうとするモノが現れた事を…この時の俺はまだ、知らなかった。
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